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夏バテでお口の中が危ない!?
食欲低下と唾液不足が引き起こすお口のリスクとは
夏の暑さが続くと、「なんとなくだるい」「食欲がない」といった“夏バテ”の症状を感じる方が増えてきますよね。
しかしその体調不良、実はお口の健康にも影響しているかもしれません。
今回は、夏バテによって引き起こされる「唾液の減少」や「お口のトラブル」について、歯科の視点からお伝えします。
なぜ夏バテでお口のトラブルが起こるの?
● 夏は唾液が減りやすい季節
夏は気温が高く、身体は常に発汗して水分が奪われがちです。脱水気味になると、唾液の分泌量も減少しやすくなります。
さらに、食欲が落ちて食事の回数が減ると、咀嚼回数も減ってしまい、唾液が分泌されるチャンスそのものも少なくなります。
唾液は、むし歯菌や歯周病菌の繁殖を防ぎ、口腔内を中和・洗浄してくれる重要な「天然の薬」。
唾液が減ると、お口のトラブルが一気に起こりやすくなるのです。
夏バテによる「お口の4大リスク」
1. むし歯や歯周病が進行しやすくなる
唾液には、口の中を中性に保ち、むし歯菌の活動を抑える働きがあります。
しかし唾液が少なくなることで、酸が歯を溶かす「脱灰(だっかい)」が進み、むし歯になりやすい状態に。
また、歯周病菌が増殖しやすくなり、歯ぐきの腫れや出血、進行を招くことも。
2. 口臭が強くなる
口の中が乾くと、細菌が増えて分解されたたんぱく質が悪臭の原因物質を発生させます。
また、唾液の洗浄力が低下すると、舌苔(ぜったい)や食べかすも溜まりやすくなります。
特にマスク生活明けで、人と話す機会が増える夏の時期には要注意。
3. 口内炎や粘膜のトラブルが増える
唾液が少なくなることで、粘膜が乾燥しやすくなり、ちょっとした刺激で傷つきやすくなります。
ビタミン不足や睡眠不足といった夏バテの要因が重なると、治りにくい口内炎にもつながりやすくなります。
4. 詰め物や被せ物が外れやすくなることも?
唾液には、歯と補綴物のすき間を守る“潤滑作用”もあります。
乾燥した口腔内では、微細なズレや咬合力の負担が加わりやすく、詰め物や被せ物が外れやすくなるケースもあるのです。
自宅でできる夏バテ&お口のW対策
● 水分補給は「こまめに・少しずつ・お水かお茶で」
一気に飲まず、常温の水やノンシュガーのお茶がおすすめです。
糖分の多いスポーツドリンクの飲みすぎは、かえってむし歯リスクを高めてしまうので注意。
● ガムや飴は「キシリトール入り」を選ぶ
唾液分泌を促すのに効果的ですが、砂糖入りはむし歯リスクに。
「100%キシリトールガム」などを選ぶと安心です。
● 食事の時は「よく噛む」意識を
特に夏は冷たい麺類など、あまり噛まない食事が増えがちです。
繊維質のある野菜や硬めの食材を取り入れ、1口30回を目安に噛む習慣をつけましょう。
こんな症状が出たら、歯科医院にご相談を
- 最近、口臭が気になるようになった
- 口の中がネバつく・乾く感じがある
- 食欲が落ちて、歯茎がヒリヒリ・違和感がある
- 口内炎がなかなか治らない
これらは、夏バテと唾液不足の影響かもしれません。
当院では、唾液検査や口腔ケア、必要に応じて栄養指導も行っています。
気になる症状があれば、我慢せずにご相談ください。
まとめ:夏こそ「お口の中の健康管理」を
夏バテ=内科的な問題と捉えがちですが、実はお口の環境とも深く関係しています。
唾液は、あなたの歯と体を守る大切な“バリア”。この夏はぜひ、お口の健康にも目を向けてみてください。
ドルミーレデンタルオフィス表参道では、
季節に合わせた予防ケアやホワイトニング、口臭対策などもご相談いただけます。
夏の不調をお口からリセットして、元気に乗り切りましょう!