Micro

マイクロスコープ

マイクロスコープとは

歯は非常に複雑な構造をしています。中には細い根管が通っていますが、この根管は曲がりくねったり複数または枝分かれしていることがよくあります。
従来は手探りでこの根管の中の治療を行っていました。歯科医師の勘や経験に頼ることが多かったため、根管内に細菌や組織が残り再感染を起こしたり、根管を削り過ぎて歯が破折し、抜歯のリスクが高まることも珍しくありませんでした。根管治療はそれほど難易度が高く、高度な技術が求められる治療なのです。
当院では、治療時にマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)で拡大して実際に患部を確認しながら、精度の高い治療を提供いたします。

当院の使用する
マイクロスコープの特徴

外科手術でも用いられる歯科用顕微鏡です。手術用ルーペでも肉眼の約7倍までが限界とお伝えすれば、その性能の高さがさらにご理解いただけることと思います。
マイクロスコープがあれば、細い根管の入り口からはっきりと見ることができ、狭い根管内も目で確認することができます。歯の神経の状態を確認し、保存が困難な神経を取り除いたり、根管の内部の神経・感染物などを取り除くなど、繊細な処置を行う上でマイクロスコープは欠かせません。

マイクロスコープを
使用するメリット

精度の高い治療が可能

肉眼の約25倍程度まで拡大することが可能なので、より精密な治療をすることが出来る。

肉眼では見えない
ヒビや根管内も確認可能

マイクロスコープを使う事で、細かいヒビや、細い根管内もみることが可能で、神経を取り除いたり汚染物質を清掃する際も取り残しなどが少なく、予後が良くなる。

虫歯と健康な部分の
境目が見える

マイクロスコープを使用することで、削るべき虫歯の範囲がはっきりとわかるため、健康な歯を余分に削らなくて済むので、歯を残すことが出来る。

セラミック治療などの被せ物をミリ単位で調整可能

セラミック治療などで、被せ物をする際にミリ単位での調節が可能なため、二次虫歯の予防にもなる。

マイクロスコープを
使った主な治療