Blog

ブログ

ブログ

熱中症だけじゃない!夏に気をつけたい“お口の乾き”とトラブル対策

夏の暑さが引き起こす、意外なお口のトラブル

夏といえば、熱中症や脱水症状が気になる季節ですが、実はその影響はお口の中にも及ぶことをご存知でしょうか?
「口がネバネバする」「なんとなく口臭が気になる」「歯ぐきが腫れた」…そんなトラブルが起きやすいのも、夏ならでは。

その原因の多くは、「お口の乾燥(ドライマウス)」にあります。暑さによって汗をかくと、体だけでなく口の中の水分も奪われやすくなります。また、夏の冷房や冷たい飲み物のとりすぎ、食欲不振も、お口の環境に影響を与えてしまうのです。

夏にお口が乾きやすくなる4つの理由

① 脱水による唾液の減少

夏は発汗が多く、水分不足になりやすい季節。体内の水分が減ると、唾液の分泌も減少します。唾液はお口の中をうるおし、細菌の繁殖を防ぐ働きがあるため、唾液が少ないとむし歯や歯周病、口臭の原因になります。

② 冷房による空気の乾燥

エアコンの効いた室内では、空気が乾燥しやすくなります。無意識のうちに口呼吸をしてしまう人も多く、さらに乾燥が進んでしまいます。

③ 食欲不振・偏った食生活

夏バテや食欲の低下により、噛む回数が減る・栄養バランスが偏るなどの影響で、唾液の分泌が低下したり、口内環境が乱れやすくなります。

④ 冷たい飲み物や糖分のとりすぎ

水分補給は大切ですが、スポーツドリンクや清涼飲料水は糖分が多く、むし歯のリスクを高める原因になります。また、頻繁に飲んでいると口腔内のpHが下がり、酸蝕症の原因にも。

乾いたお口に潜むリスクとは?

お口の乾燥は、さまざまなトラブルの引き金になります。

  • むし歯・歯周病
     唾液には自浄作用があるため、減少するとプラークがたまりやすくなります。
  • 口臭
     唾液が少ないと細菌が繁殖しやすく、臭いの元となるガスが発生しやすくなります。
  • 粘膜の荒れ・口内炎
     お口の中が乾くと粘膜が傷つきやすく、炎症や口内炎を引き起こします。
  • 飲み込みにくさ・話しにくさ
     唾液は食べ物をスムーズに飲み込むためにも必要です。高齢の方では誤嚥のリスクも。

夏におすすめ!お口を守るためのセルフケア

● こまめな水分補給を意識

水やお茶での水分補給を心がけましょう。糖分の多いドリンクは控えめに。寝起きや外出後は特に意識して。

● しっかり噛んで食べる

噛むことで唾液の分泌が促進されます。冷たい麺類ばかりでなく、温かいおかずや野菜もしっかり摂ることが大切です。

● 口呼吸→鼻呼吸を意識

口呼吸はお口の乾燥を進めます。鼻呼吸を意識し、必要に応じて耳鼻科の受診も検討を。

● 舌のケアも忘れずに

舌の表面に舌苔(ぜったい)が溜まると口臭の原因に。やさしく舌ブラシでお掃除しましょう。

● お口の保湿アイテムを活用

市販の口腔保湿ジェルやスプレーなども有効です。夜間の乾燥対策にもおすすめです。

歯科医院でできる夏の口腔ケア

● プロによるクリーニング(PMTC・エアフロー)

自分では取りきれない汚れや着色を、専門の器具でしっかり除去。口臭予防にも◎

● 唾液検査でリスクチェック

唾液の量や質、むし歯菌・歯周病菌の状態を数値化して、あなただけの予防プランを立てられます。

● 口臭外来の活用

口臭が気になる方には、専門的な検査とアドバイスをご提供します。

まとめ:夏こそ、いつも以上に“お口ケア”を

暑さで体力が落ちる夏は、お口の中もトラブルが起きやすくなります。
「口が乾くな」「口臭が気になるな」と感じたら、それは体からのサインかもしれません。放置せず、早めのケアを心がけましょう。


気になる症状がある方、季節に合わせた予防をしたい方は、ぜひお気軽にご相談ください