Blog
ブログ
紫外線とお口の意外な関係?日焼けと歯ぐきの黒ずみの対策
夏になると気になる紫外線。お肌のUVケアに余念がない方も多いと思いますが、実は紫外線はお口の中や歯ぐきにも影響を与えることをご存じでしょうか?
「なんだか歯ぐきが黒ずんできた」「昔より笑顔に自信がなくなった」…そんなお悩み、もしかすると紫外線や生活習慣が関係しているかもしれません。
今回は、歯ぐきの日焼けや黒ずみの原因と対策、そして美しい口元を保つ方法について、歯科医の視点からお伝えします。
紫外線は歯ぐきにも影響する?
紫外線というと、まず思い浮かぶのはシミ・そばかすなどお肌への影響ですよね。しかし実は、歯ぐきも紫外線によるダメージを受けることがあります。
歯ぐきは日焼けするの?
歯ぐきも皮膚と同じようにメラニン色素を持っています。これは外部刺激から身体を守るために自然に備わっている防御反応の一つ。紫外線を浴びることで、歯ぐきもメラニンを生成し、黒っぽくなることがあるのです。
特に**上の前歯の歯ぐき(上顎前歯部)**は、笑ったときに露出しやすく、日光が当たりやすい部位です。
歯ぐきの黒ずみの主な原因
紫外線以外にも、歯ぐきの黒ずみにはさまざまな要因があります。
1. 紫外線(UV)
夏場に強い日差しの中で活動することが多い方は、唇や歯ぐきの紫外線ダメージが蓄積している可能性があります。
2. 喫煙
タバコに含まれるニコチンやタールは血管を収縮させ、歯ぐきの血流を悪化させるだけでなく、メラニン生成を促進します。喫煙者の歯ぐきは黒ずんで見えることが多いのはこのためです。
3. 金属の詰め物・被せ物
古い銀歯や金属の被せ物の影響で、金属イオンが歯ぐきに沈着し、黒っぽく見えるケースもあります(「メタルタトゥー」と呼ばれる現象)。
4. 歯周病や炎症
慢性的な歯ぐきの炎症も色素沈着の一因に。健康な歯ぐきは淡いピンク色ですが、炎症があると赤黒く変化することがあります。
歯ぐきの黒ずみの対策
1. UVケアはお口元にも!
唇にはUVカット効果のあるリップクリームを使用するのが定番ですが、実は歯ぐきのUV対策は難しいのが現実です。そこで大切なのは、長時間の直射日光を避けることや、帽子・日傘で物理的に紫外線をカットすること。
また、定期的な歯科検診で歯ぐきの健康を維持することも、黒ずみを予防する上で重要です。
2. ガムピーリング(歯ぐきのホワイトニング)
黒ずんだ歯ぐきをピンク色に戻す治療として、「ガムピーリング(メラニン除去)」があります。
薬剤やレーザーを使って、歯ぐきの表面に沈着したメラニン色素を除去する方法です。数回の施術で効果が期待でき、痛みもほとんどなく、笑顔がぐっと明るくなると人気です。
当院でもご相談を多くいただく処置の一つです。
3. 禁煙・生活習慣の見直し
黒ずみ対策には禁煙が第一歩。歯ぐきの色だけでなく、口臭や歯周病予防にもつながります。
加えて、ビタミンCの摂取や十分な睡眠など、日々の生活習慣の改善もメラニン生成の抑制に効果があります。
歯ぐきの色が与える印象とは?
人の印象は口元で大きく変わります。白く整った歯が並んでいても、黒ずんだ歯ぐきが目立つと清潔感が損なわれることがあります。
一方で、健康的なピンク色の歯ぐきは、清潔感や若々しさ、健康的なイメージを与えます。
実際、ブライダル前や転職活動前など、「印象を良くしたい」という理由でガムピーリングを希望される方も少なくありません。
美しい口元を保つには
歯や唇だけでなく、**歯ぐきまで含めて“口元の美”**と考えることで、より自分らしい笑顔が手に入ります。
- 紫外線対策(唇・顔・帽子)
- 歯ぐきケア(禁煙・歯科検診)
- 美容ケア(ガムピーリングなど)
これらを意識して、夏の紫外線に負けない美しい口元を手に入れましょう。
最後に:気になる方はお気軽にご相談ください
「笑ったときに歯ぐきが黒く見える」「以前より口元に自信がなくなった」
そんな方は、紫外線や生活習慣によるメラニン沈着の可能性があります。放っておいても自然に改善することは難しいため、気になる方は早めに歯科医院で相談してみてください。